アメリカ横断記 ~ Live well, Laugh often, Love much. ~

アメリカ横断記。また旅行のことや登山のことなど。

DAY16 モハベ砂漠 / Mojave Desert

朝のラスベガスを巡回

本日は移動日。Airbnbで見つけた、ヨセミテ国立公園近郊のカリフォルニア州ノースフォークという小さな町にある宿へ向かう。ラスベガスから466マイル(750km)。当初、デスバレー国立公園を抜けてシエラネバダ山脈を横切る計画だったが、それだと時間がかかり過ぎて一日で着きそうにない。地図上は回り道に見えるが、一旦ロサンゼルスへ向かい山脈を回り込む計画。

で、折角ラスベガスに来たので、朝っぱらだが有名なストリップを横切って、ラスベガスに来た証とする。

Gate of Las Vegas

うーん、やっぱりラスベガスは夜の街だよね。ラスベガスではハングオーバー並みに楽しまないとダメだよなー。今回の旅はそういうモードにはなれそうにないので。ラスベガス、また来ます。

そして、またここにもトランプタワー。この旅、3度目。

Trump Tower

ラスベガス近郊にある、Googleが利用するデータセンターを外観だけ見学してみた。Switch社が運営している。右手に見えるバカでかい外気冷却装置が特徴的だ。サイトの総面積は460万平方フィート、総電力容量は545MWとのこと。Googleのサービスを支えるインフラの規模感は半端ない。

Switch Data Center

 

広大かつ乾燥した大地 モハベ砂漠

ラスベガスを発ちI-15を西に向かう。荒涼な土地が広がる。本日も快晴だ。

I-15 West

アメリカドライブ中に聞いていたのはもっぱら地元のラジオだ。FMラジオは大抵ロックかロカビリーで、Bon Joviがよく掛かっていた。AMラジオはちょうど中間選挙がホットトピックだったので討論番組が多く、アメフトの中継もよく流れていた。ただ、ロングドライブで英語に飽きた時には、Spotifyに切り替えて邦楽も聞いていた。ユニコーンなんてアメリカドライブによく合うんだよなー。特にこういう砂漠を走る時には。

 


www.youtube.com

 

さぁ、Welcome to California !! 東海岸ニューヨークから北米大陸を横断して、いよいよ最後の州、カリフォルニアに入った!

 

カリフォルニア州に入るなり、モハベ砂漠が延々と続く。北米大陸で最も乾燥した砂漠だ。年間降水量は150mm以下といわれる。

Mojave Desert

この奇妙な形をしたユッカ・ブレビフォリア(ジョシュアツリー)がまばらに立っている。ここが砂漠であることを示す、荒涼とした土地に合う植物だ。

Yucca brevifolia (Joshua Tree)

I-15からバーストーで州道58号に切り替わり、ようやく砂漠地帯が終わるあたりで左手に以下の写真では伝わらないが、おびただしいほどの飛行機と風車の群れが見えて来る。

モハーベ航空宇宙空港、その名も「飛行機の墓場」と呼ばれる場所だ。

U.S. Hwy 89 near Mojave Air & Space Port

「このエリアは年間降水量がわずか50~70mm前後で、とても乾燥した気候ですから、機体の長期保管に適しているんです。敷地内には英国のヴァージン・グループをはじめとする宇宙船の母港や飛行機のテストパイロット養成学校もあります。

また、ハリウッドからも遠くない距離にあり、飛行機で大型機材を運び込めるということもあって、『ダイ・ハード2』や『24』などさまざまな映画やドラマのロケ場所としても使われてきました。ちなみに空港周辺の道路は、BMWをはじめ多くの自動車メーカーが覆面でテストを行う場所として有名です」(自動車ジャーナリスト・加藤久美子氏)

FRIDAY DIGITAL その数100機以上…! 砂漠にある「飛行機の墓場」のヤバイ絶景 より

 

とのこと。航空ファンとしては聖地だろう。広大かつ乾燥したモハベ砂漠ならではといった場所だろう。GoogleMapでも見ての通りの飛行機の数だ。

 

肥沃な大地、豊潤な大地 カリフォルニア

モハベ砂漠からちょっとした山あいを超えてベーカーズフィールドを抜けると、道沿いの農園が続く。

牛を放つ広大な牧場をたくさんある。こちらもおびただしい程の牛の数だ。牛肉・オレンジの輸入先としてはカリフォルニアを連想されるが、資源の豊かさを体感できる。さすが全米一位の農業生産量を誇る州だ。


ノースフォークの素敵なお宿 しかも貸切り

今日は長い時間のドライブだったがようやく宿に到着する。ノースフォークというシエラネバダ山脈の麓の小さな町にある、Jackass Hostel という名のホステル。ホステルということで当初相部屋での予約だったが、到着したところなんと建物丸ごと貸切りということだった。閑散期の11月とはいえ、とてもラッキーだった。

このホステルが素晴らしく調度品が立派なものばかりで、キッチン、リビング、レストルームなども綺麗に整備されて一人で利用するのが勿体無いくらい。

Jackass Hostel

ホストさんのホスピタリティが素晴らしく、無人とはいえゲストへのおもてなしも丁寧だった。ヨセミテ国立公園での宿泊先としてお薦めである。私は気に入ったのでホストさんが関わっているTシャツを記念に購入させていただいた。

 

Revie of the route

  • 走行距離:466mile (750km)
  • 走行時間:8時間25分

Day16 route

貸切りのキッチンを利用して、焼飯とカップラーメンをCoors Banquet Lager Beerで流し込んでご満悦。快適なステイとなった。明日は待望のヨセミテ国立公園である。